なぜ保育園の先生はエプロンをしているのか?歴史から現状まで調べてみた

6月というと「ジューン・ブライド」。結婚式が増える季節ですね。
結婚のお祝いに「エプロン」を贈られることも多いのではないでしょうか。
「エプロン」から思い浮かぶのは「料理シーン」。

レストランやスーパーなどの「食べ物」を取り扱う店では、制服みたいなイメージですね。

ほかにも保育園や幼稚園の先生のエプロン姿が浮かんできませんか?
これって世界共通なのでしょうか。不思議に思ったので調べてみました。

目次
1.エプロンの歴史
2.欧米の保育園・幼稚園では?
3.日本の保育園・幼稚園のエプロン事情

1.エプロンの歴史

「日本エプロン協会」によると、エプロンは古代エジプトから存在したそうです。
当時は権力者の象徴だったのですが、16世紀頃からヨーロッパの農民・労働者の「実用的な着衣」として広まりました。
ヨーロッパの民族衣装にエプロン付きのものが多いのはこのせいかもしれませんね。

(この写真はドイツ・バイエルン州の民族衣装です。ⓒGNTB/Florian Trykowski)

エプロンは貴族たちにも大ブームを巻きおこします。そこで作られたのが「装飾品としてのエプロン」。
もっとも豪華なエプロンとして知られているのは、フランスの王妃マリー・ドゥ・メディシスのもの。なんとダイヤモンドや真珠が2,000個あまりも付いていたそうです。

日本では時代を超えて、庶民に長い間使われていた「前掛け」がありました。
江戸時代には「前垂れ」と呼ばれた「胸あてのない腰から下げる一枚の布」が日本における「エプロン」の原型だといわれています。
明治・大正時代になると、欧米文化が入ってきて、「洋装前掛け」「サロン」と呼ばれるものが誕生。
しかしながら、戦前はまだ和装も多かったため「割烹着」や「前掛け」が主流でした。
昭和40年代に入ると、海外からファッション性の高いエプロンが登場し、爆発的なエプロンブームが発生。
これまでの「実用的なアイテム」から「ファッション性の高いホームウェア」へと変化をとげ、現在のエプロンが定着しました。

2.欧米の保育園・幼稚園では?

「実用的なアイテム」というエプロンの起源から考えると、エプロンが保育園や幼稚園で使われているのも納得です。汚れたらすぐに取りかえられて、清潔を保つことができますものね。

となると、エプロンが生まれたヨーロッパや、人気のエプロンブランドがたくさんあるアメリカでも使われていそう。
そこで本当のところはどうなのか、アメリカとドイツに住んでいる友人に聞いてみることにしました。

アメリカ・インディアナ州在住のNさん(2児の母)

アメリカでは、保育園や幼稚園にエプロン含むユニフォームはないよ。私服で、人によっては日本じゃ考えられないくらいアクセサリーとかつけてる。小学校の先生にいたってはロングドレスやハイヒールもあり!

マジですか!?
アクセサリーとか、こどもが舐めたり飲み込んだりとかしたら大変じゃないのか、という発想がもう日本人的でしょうか(-_-;)

ドイツ・シュトゥットガルド在住のKさん(2児の母)

公立、私立、教会系などで様子は違うとは思うんだけど、公立の幼稚園は基本的にエプロンなどの服の規定はないよ。私服で、若い先生はたまーにセクシーな服着てたり、タトゥーがちらっと見えてビックリすることも。日本の保育士さんからすると、かなり自由みたい

もうセクシー&タトゥーくらいでは驚くまい。こどもの安全はアクセサリーじゃらじゃらより保たれている気がしてきました(-_-;)

とりあえず欧米では「公立の学校の先生」に対する服装規定はなさそうです。
日本も学校の先生に服装規定はなさそうですが、少なくとも「きちんと見える」格好を求められている気がしますよね。
欧米ではそういうのもなく、かなり自由なようです。

3.日本の保育園・幼稚園のエプロン事情

さて日本の保育園・幼稚園は実際どうなっているのか、調べてみたらいろいろな意見を見かけました。

幼稚園ではエプロンは「食事」のときだけ。基本的に動きやすいジャージが多い。

保育士はエプロンが基本。
機能性・利便性のほかにも、エプロンをつけることによって母親代わりのような安心感をこどもに与える。

保育士のエプロンはデザインや色も重要。明るめの色で、こどもたちになじみのあるキャラクターなどが描かれているものだと、コミュニケーションのきっかけにもなる。

などなどある中で私が驚いたのがこれ。

保育士のエプロンは消耗品。5~10着程度必要。なのでなるべく安価なものが助かるが、高いものの方が長持ちしたりもするし悩みどころ。

え!保育士さんのエプロンって自前なの?

そこで、保育士専門の求人サイトで調べてみたら、「条件から探す」の項目に「エプロン(制服)支給あり」というのがあるじゃないですか。
そこをクリックしてみたら、全6,050件の求人中1,144件が該当(2018年6月1日現在)。
つまり約5/6の確率でエプロンや制服は自前のようです。

本当かどうか確かめたいと思い、今度は知りあいの保育士・Iさんに連絡。
聞いてみたら、現在Iさんが働いている保育園では「制服なし・上はTシャツ・外出時のみ白ポロシャツ着用」とのこと。
下は自由だけど、ジーンズはNG。

まあそう考えると会社員のスーツと同じことかもしれません。

ちなみに過去に勤めた保育園では、エプロンがおそろいのところもあったそうです。
そういう保育園では、エプロンは買取りまたはレンタルになっていて、たいてい2枚渡されたとのこと。
またエプロンを支給する保育園では「ひかりのくに」のものを使っているところが多いのだとか。
なぜなら「かわいくてよい」と評判で、種類もたくさんあるので、保育士さんの中では人気なんだそうです。

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(公開日2018年6月4日)

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